鉄筋工事で理解しておきたい継手の種類とは

鉄筋工事は鉄筋資材をつないで建物の骨組みなどを構築する仕事です。
そしてその鉄筋資材をつなぐ方法は色々とあります。

一般的なのは、重ね継手。
鉄骨材を重ねていき、最終的にはコンクリートによって固めていきます。
コンクリートありきの継手方法です。

次に多いのは溶接継手。
溶接継手は鉄筋の端と端を合わせて溶接する作業です。
溶接棒など接合用資材を使って鉄筋同士をつなぎ合わせます。
重ねるほど鉄筋の資材が長くないケースや、長さ的にイレギュラーな場合はこういった溶接作業を行い、鉄筋を固めていきます。

ただ溶接に時間を要するため、施工時間が伸びてしまうデメリットがあります。

それ以外には、機械式継手があります。
すでに鉄筋の両端に固定するリブや節、留め具などがついていて、装着できるタイプの資材です。
とても便利で施工期間も短くて、メリットばかりですが、オーソドックスな鉄筋工事ではない複雑な形状の施工現場では、使えないことがあります。

これらの継手方法を理解しておけば、さまざまな現場で業務に携わることができます。
ただし、溶接に関しては資格を取得することが条件です。
ガス溶接などの資格をして取得しておけば、現場で役に立ちます。

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