建築の技能継承が問題となっている理由

現在、建設・建築業界において、深刻な人手不足が続いており
特に、少子高齢化の影響を受けて、技能者の平均年齢が年々上昇している状態です。


技能の継承は、一体どのような点が妨げとなり問題となっているのでしょうか?
厚生労働省による「ものづくり人材育成に関する調査」には
次のようなデータ結果があります。2002年と、15年以上前の資料ではありますが
このころから、こうした課題が懸念されていたことが分かるデータともいえます。


もっとも多かった回答から順に

① 高い技能を持った技能者が高齢化していること 65%

② 技能の習得に時間がかかること 55%

③ 中堅技能者の力量不足 42%程度

④ 若手の技能者が確保できない 40%

⑤ 技能継承に取り組む時間的余裕がないこと 38%程度

⑥ 技能伝承のための教え方の具体的ノウハウがないこと  18%程度

この他にも、技能の水準が技能者層のあいだで異なっていることや
技能を必要とする仕事が少ないことも原因として挙げられていました。


日本では、多くの職種、技能を持つ技能士の技術水準を明示し
維持していくために、資格取得や技能講習、技能認定が義務付けられています。
鉄筋工の仕事も例外ではありません。
資格の取得は、技能継承のひとつのかたち。
知識と技術を身に着けて、多くの人が実践の場へ集まってくれることを願っています。

 


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