コンクリート建築に必要な鉄筋

鉄筋は棒状の鋼材で、直径10ミリ程度の細い鉄筋から、直径51ミリほどの太いものまで
12種類の太さがあります。

また、丸鋼(RB)のほかに、表面にとっきがある異形鉄筋(DB)というものもあります。
異形鉄筋は丸鋼よりもコンクリートとの付着力が高いので、
一般的には異形鉄筋がおおく使われています。
ちなみに異形鉄筋は、製造されるメーカーによってその凸凹が異なっています。

コンクリートの中に配置されるので、目にすることが少ない鉄筋ですが
構造上では非常に重要な役割を持っています。
鉄筋は、引張の力やせん断破壊につよいという特徴があります。

いっぽうで、コンクリートは圧縮に強い性質がありますが、
引っ張られる力には弱いという一面もありますので
コンクリートに鉄筋を合わせてあげることで、
お互いの良さを十分に生かしながら、優れた耐久性を発揮することができます。
この引張り力に抵抗するために配置する鉄筋を「主筋」といいます。

人間には内臓を守るために「肋骨」がありますが、
建物にもおなじように鉄筋を配置していきます。
これがないとコンクリートが斜めにずれるように壊れる「せん断破壊」が起こるため
それに抵抗する配筋が必要になります。これを「帯筋」といいます。

帯筋は主筋と直角方向に配置する補助鉄筋で、
一筆書きのように曲げ加工してから型枠内に配置していきます。

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