鉄筋工事に役立つ玉掛け技能講習とは

鉄筋工事現場では資材を建造物の上層階に持って行く必要があります。
そこではクレーン車に積まれた鉄骨資材を引っ掛ける「玉掛け」という作業が発生します。

この作業は玉掛け技能講習を受けた人でないと対応できません。

資材をワイヤーに引っ掛けるだけの作業でなぜ技能講習を受ける必要があるのか。
その理由は非常に重い資材を持ち上げるため、大きな事故につながる可能性も秘めているからです。

時には1トン以上の重いものを、クレーン車で持ち上げることがあります。
例えば、これが少しでもワイヤーから外れて、下に落ちてしまったらと考えると、とても怖いですね。

そういった事故後を防ぐために正しいワイヤーへの装着方法、資材の安定性のさせ方、クレーン車の運転士への指示などが必要となります。

玉掛け技能講習ではワイヤーロープに荷物を引っ掛ける方法、クレーン車の特徴、資材の安定方法、ワイヤーの構造上の特徴、安全装置の扱い方などについて学んでいきます。
資材を乗せると、どこに力がかかるのかなど力学的な知識も学んでいきます。

クレーン車で荷物を運ぶことは非常に多いですから、玉掛け技能講習を受けると建築業界や土木業界の各所できっと役に立つでしょう。

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